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山内裕太郎
「全力で勝って、
前戦の負けを払拭します!」
──前戦は3・18「Krush.2」後楽園大会でしたが、
廣野祐戦では判定負けという結果でした。
コンディションが悪かったとか?
山内 負けた後に何を言っても言い訳になってしまうんで
言いたくはないんですが、
確かにちょっと調整に失敗してました。
──ケガではなくて?
山内 そうですね。
とにかく僕のアホなミスで、
最低なコンディションで最低な試合を
してしまいました。
──その溜まった気持ちが今回の試合につながっていると。
山内 あんな試合してしまって落ち込んだんですけど、
ずーっと落ち込んでてもしょうがないし、
来ていただいたお客さんにも
失礼なことをしてしまったんで、
どうしたらいいかなと考えたんです。
それで、自分にできるのは早く次の試合をして、
そこでいい試合をしてみんなに
見せるしかないなと思って。
終わってすぐに連盟の方に話をして、
場所はどこでも
相手は誰でもいい、
自分が出向くから試合をさせてほしいと。
──そしたら、まさにアウェーの試合が
決まってしまったわけですね(笑)。
でも、K-1以外では、
山内選手が他団体で試合するのは珍しいですよね。
山内 しばらく全日本で闘ってたんで。
ずーっと前、
7戦目ぐらいの頃にJ-NETさんに出たことが
あるんですけど、それぐらいですね。
──初のNJKF参戦ですが、どのような気持ちで臨みますか?
山内 もちろんアウェーなんで、
中途半端な試合したら
勝てないのは分かってるんで、
そうじゃなくてホームだったとしても
今回は自分に対する試練というか、
勝つだけじゃなくて全力を出して、
山内裕太郎を見せれる試合をするつもりなんで。
思いっきりやるだけですね。
──敵地での試合というのは試合に影響しますか?
山内 リングに立ってみないと分からないですけど、
今のところは特にないし、
勝手が違うのはあるでしょうけど
リングに上がってしまえば
自分がやってきたことをやるだけなんで。
気負わないように。
──相手は健太選手ですが、認識のほどは。
山内 正直、ちょっと知らなくて、
映像もまだ見ていない状態です。
でもチャンピオンだし、
戦績とかは目を通してるんですけど
弱い選手がチャンピオンになれるわけはないんで。
自分と同等の力を持ってると思って、
しっかり練習します。
──対策はこれから?
山内 はい。ビデオが手に入れば毎日、
何回も何回も、
夢に出てくるぐらい見ますから。
──そんなに見るんですか。
選手によって分かれるみたいですけどね。
山内 見なくて得することは何もないと思うんで。
トレーナーの方とみっちり何回も見て、
いろんな方面から対策しますね。
──いま知っている情報から思うことは?
山内 すごく若いんですよね。
自分と10歳ぐらい
違う(笑)。
そういう選手には
負けられないんで。
──現役大学生ですからね。意識しますか?
山内 負けねえぞって気持ちはありますけど、
そこまで意識するわけでもないですね。
これから対戦する選手には
弱い選手はいないと思うんで。
──そしてこの試合は、昨年から続いている
「NJKF対全日本」という
流れの中の一戦でもあります。
山内 ああ、
自分の中ではそういう
意識は全くないですね。
今回は、自分が出せるか出せないかっていうのが
課題なんで。
──自分のことだけ。
山内 そうですね。純粋に、
「山内VS健太選手」っていう、
そこだけに集中して。
──今回の試合で出したい「自分」というのは
どういう部分ですか?
山内 あの技この技とかでなく、
今まで練習してきたこと全てですね。
それを3分5Rの中で出して。
自分が全力を出せば、
伝わると思うんですよね。
どっかで抜いちゃうと「
何だアイツ」ってなっちゃうんで。
全力出して、熱い試合をしたいです。
──その中で、昨年の望月竜介戦の「横前蹴り」のように、
見たこともない技を出して驚かせると。
山内 はい。
でも、あんまり言ってると
廣野戦みたいなことになっちゃうんで(笑)
技とかはしっかり練習してるんで、
その時が来れば勝手に体が動いて出ると思うし。
あれをやろうと狙うと、
逆にうまくいかないんじゃないかなと。
純粋に、自分の持てる技を
全部使って試合をしたいです。
──しかし、あの横前蹴りには驚かされました。
普段練習していても出してない技というのは
まだたくさんあるんですか?
山内 自分の中ではあの技も、
「技」っていう認識はあまりなくて、
ジャブとかと同じような感じだったんですよ。
でもあの試合の後、
すごくいろんな人に言われるんで、
珍しいんだなって。
だから、自分では認識してないけど、
そういうものもあるかもしれないですね。
──今回は5Rのキックルールです。
よくスロースターターだと言われますが、
5Rの方が闘いやすいですか?
山内 それもよく言われるんですが、
自分の中では関係なくて、
3Rでも5Rでも
ヒジがあってもなくても
強い人が勝つ
と思ってるんで。
ただ、一つ言えるのは、
やっぱりヒジあり5Rの方がキツイです。
──なるほど。
山内 自分が3Rヒジなしで結果を出してないので
そう言われるんですけど、
決して3Rヒジなしが苦手という意識はないです。
──勝つイメージというのは作るものですか?
山内 まあビデオもたくさん見るし、
試合について四六時中考えてるんで、
負けるパターンも考えるけど、
勝つパターンもいろいろ想像して、
最後は自分が勝つイメージを
作るようにしてますね。
──NJKFのリングということで、
山内選手を初めて見る人もいるかもしれません。
そういう人たちにどんなところを見てもらいたいですか。
山内 全力で闘うってところですかね。
できるのもそれだし、
見てもらいたいのもそこなので。
──では改めて、試合への意気込みをお願いします。
山内 5月10日、健太選手といい試合します。
頑張ります!
ふたりともイイヨイイヨーヽ(゚∀゚)ノ