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健太選手と城戸選手のインタビューですぞ!
「打ちのめしたくてワクワクしている」
3・17初防衛戦に挑む王者・健太インタビュー
3・17「Krush.17」後楽園ホール大会のメインイベントで
挑戦者・城戸康裕を相手に初防衛戦を迎える初代-70kg級王者・健太にインタビュー!
昨年9月のK-1MAXで対戦している城戸との再戦となる健太だが、
完全決着をつけると熱く語った。
■2・18NJKFでの敗戦はポジティブに捉えている
Krush王者として初防衛戦を迎えた健太選手ですが、2月のNJKF後楽園大会ではTOMOYUKI選手に判定負けという結果に終わってしまいました。
「今から思うと、
あのタイミングで試合が出来て良かったと思いますね。
ちょっと試合間隔が空きすぎていたので、
試合勘がなかったんですよ。
結果としてタイトルマッチを盛り下げる形にはなってしまいましたが、
あそこで一戦挟んだことで、
より良い動きが見せられるとポジティブに捉えています」
健太選手は定期的に試合をこなしてリズムを作っていくタイプですか?
「そうですね。
すごく体が強いタイプではなく、
試合勘や上手さを駆使して勝つタイプなので、
試合間隔が空くのは苦手ですね。
実際にTOMOYUKI戦では試合が始まった時に
『あれ? どうやって試合を作るんだっけ?』と違和感があって、
それでイマイチでした。
だから4週間というインターバルの方がばっちり調整できます」
では初防衛戦に向けて気持ちはすぐに切り替わりましたか?
「不甲斐ない結果だったからこそ、次で挽回しないとやばいぞ、
というモチベーションになっています」
■不利の下馬評を覆して自分の地位を高める
挑戦者の城戸康裕選手とは昨年9月に対戦して判定勝利している相手ですが、改めて城戸選手に対してはどんな印象を持っていますか?
「前回はダウンを取った分のポイントで勝ったような試合で、
それ以外ではペースを取られていた部分もあったんですね。
だからそれを踏まえた上で、
厳しい試合になることは間違いないですが、
自分のやるべきことは分かっているし、
絶対に突破口はあると思っています」
城戸選手は健太選手がK-1MAXに出るまで接点がなかった選手だと思うのですが、大舞台を経験している選手ならではの強さは感じましたか?
「特にそれはなかったですね。
試合前に想定したことで出来なかったことはありますが、
今回はそこをしっかりと修正して試合で出せると思っています」
Krushのベルトをかけた戦い、トーナメントではなくワンマッチで、城戸選手とはっきり白黒つけたいという気持ちはありますか?
「はい。
今回は僕が下馬評で不利という雰囲気を感じているんで、
それを覆して勝って、自分の地位を高めます。
そして前回の敗戦がなしになるくらい
インパクトが残る勝ち方をします」
今回はメインイベント、しかも赤コーナーから登場することになります。チャンピオンとしてどんな試合を見せたいですか?
「前回の試合で城戸選手を打ちのめしたという感じがなかったので、
王者として城戸選手を迎えるという気持ちはあまりないです。
もう一度、城戸選手と戦って打ちのめしたいという気持ちで
ワクワクしています。それを試合で見せたいですね」
「今年は日本最強の地位を固める」
3・17挑戦者・城戸康裕インタビュー
3・17「Krush.17」後楽園ホール大会のメインイベントで初代-70kg級王者・健太にタイトルマッチで挑む挑戦者・城戸康裕にインタビュー! 昨年9月のK-1MAXで対戦している健太に敗れている城戸が、健太へのリベンジ、そして2012年の野望を語った。
■同じ相手に二度負けるかよって気持ちはある
前哨戦となった2月のビッグバンでは見事なKO勝利でしたね。
「まだあれから2週間くらいしか経ってないですけど、
いい具合に緊張感がほぐれて試合が出来るのかなと思いますね。
これだけ試合間隔が短いのはプロになって初めてですけど、
試合のダメージはほとんどなくて、
土曜日に試合をやって月曜日からは普通に練習してましたから」
それはタフですね!
「なんか僕は骨がすごく太いらしくて、
打撃格闘技をやっているのに、
鼻が折れた以外は骨折したことないんですよ。
拳も折れたことないし、蹴って足の指が折れたこともない。
小さい頃にむちゃくちゃ牛乳を飲みまくっていたんで、
それで骨が丈夫になったのかもしれないです(笑)」
今回はKrushのタイトルマッチとして王者・健太選手に挑む一戦が組まれました。昨年9月に対戦して判定負けしている相手ですが、改めて健太選手に対してはどんな印象を持っていますか?
「前回負けているし、
簡単に勝てる相手じゃないことは分かっています。
でも僕は負けた相手と再戦が組まれると、
その再戦では負けてないんですよ。
だから同じ相手に二度負けるかよって気持ちはあるし、
あの時と今を比べると戦い方はかなり変わってますよ」
前回の城戸康裕とは違う、と。
「僕は対戦相手によって戦い方を変えているので、
どんなスタイルでも戦えて、色んな技が出せる。
何か一つの絶対的な武器だけで勝ってきた選手じゃないから、
技で相手を翻弄できるタイプなんです。
だから自分で言うのもなんですけど(笑)、
僕は年齢を重ねて試合をすればするほど強くなる
円熟系ファイターですね」
■タイトルマッチは意識せず、リベンジが第一
最近の試合ではサウスポーも頻繁に使うようになりましたが、あれも新スタイルの一環ですか?
「実は高校生の頃からサウスポーでも戦えた方が有利だなと思って、
サウスポーで試合しているんですよ。
当時、僕を教えてくれていたチャモアペットも
『自分は子供の頃から両方やっていたからどっちでも戦える』
と言っていて、
それからずっと両方の構えで練習はしていました。
最近になって使うようになったのは
ジョルジオ・ペトロシアンから始まった
サウスポーブームに乗ったからです(笑)。
でもどちらでも戦える方が単純に有利ですよ」
城戸選手にとっては久々のタイトルマッチとなりますが、ベルトがかかった試合に特別な思いはありますか?
「あんまりないですね。
そこまでタイトルマッチということは意識してなくて、
あくまでリベンジが第一です」
今回の試合結果で2012年の流れが決まる部分もあると思うのですが、城戸選手はどんな1年にしたいと思っていますか?
「今年は20代最後なんで、勝負の一年だと思っています。
試合に勝つのはもちろんですけど、
その試合に勝って次にどういう試合を組んでもらえるか?
そこに重点を置きたいと思っています。
健太選手に勝ってKrush王者になって、
ビッグバンでアピールした名城(裕司)戦が実現して、
それをクリアすれば『もう日本人に敵はいない』と言えるかな、と。
そうやって今年は日本最強の地位をしっかりと固めて
世界を目指します」